2023/07/25のじりラジオの内容を文字起こししたものです。
川尻達也のじりラジオ。
はい。みなさんどーもです。
このラジオは茨城県つくば市並木ショッピングセンターにある初めての人のための格闘技フィットネスジムFIGHT BOX FITNESS代表の川尻がお送りします。
今日もよろしくお願いします。
一人で収録します。
昨日はなんとまーくんこと魔裟斗さんがYouTubeチャンネルの撮影でFIGHT BOX FITNESSに来てくれました。
ありがとうございます。
嬉しかったです。
きっかけは5月6日のRIZIN.42で僕が解説で魔裟斗さんもブアカーオ選手の解説で、そこで2009年の試合以来久しぶりに会って話して、そこから今回魔裟斗さんのYouTubeチャンネルの撮影に繋がった感じですね。
内容はフリートークです。
台本もほとんど無しで思うがままに2人で自由に話しました。
昔話だったり今のことだったり色々なことを話してます。
公開日が決まったらお知らせします。
観ていただけたら嬉しいです。
そしてつくばまで来てくれた魔裟斗さんやスタッフのみなさん本当にありがとうございました。
やっぱり強い人は優しいっていう、そのままの人ですごくいい男でした。
詳しい感想等は今度メンバーシップで話していこうと思います。
そんな感じで今日は何があったかというとまた格闘技の話です。
結局僕は格オタなので格闘技の試合観たり話したり格闘技と携わってると楽しいし幸せなんですよね。
RIZIN CONFESSIONS #128が今日アップされました。
観ましたか?
めちゃくちゃ面白いので観てください。
朝倉未来選手と扇久保選手の2人を追ってます。
朝倉未来選手は今回パトリッキーと練習してますが、元々パトリッキーがAJ・マッキー対策としてサウスポーで蹴りが得意な未来選手と練習したいということで向こうから話があって、だったらもう少し早く来て練習しようと言う事になって未来選手が旅費を出して20日前の来日が実現したらしいです。
今まではミット打ちとスパーリング中心だったのが今回シチュエーションスパーやドリル練習を取り入れたそうで新たな朝倉未来が観れるかなって楽しみになりました。
戦前の予想ではケラモフだと言ってたんですけど、この映像観て朝倉未来選手に期待できるなと思いました。
頑張ってほしいです。
ケラモフとクレベルに勝ってUFCに行きたいとも本人が言ってましたね。
ここにきて他の仕事も落ち着いてやっと環境が整ってきたそうなので楽しみです。
もう一人は扇久保選手。
とにかく素晴らしいし、かっこいい。
扇久保の覚悟や思いが伝わってきます。
本人も言ってたけどアーチュレッタとタイプは似てるので、どっちのスタミナが先に切れるか?どっちの根性が上回るか?そういうすごくしんどい試合になると思うんですけど、 なんとか制して勝利を手にしてほしいなと思います。
そんな2人は2016年の扇久保が出たTUFでアーチュレッタがコーチ補佐として参加してて1ヶ月半毎日練習してたみたいです。
そこから7年後日本のRIZINのリングで再び交わる運命が来たっていう、ストーリー性も含めてより楽しみになりました。
他にはU-NEXT格闘技YouTubeチャンネルで超RIZIN.2に参戦するBellator ファイターの試合をアップしてくれてるんですけど、今年の4月に行われた渡辺華奈対マクファーレンの試合を渡辺選手本人が解説してました。
僕はまだ観れてないのでめっちゃ楽しみです。
判定で渡辺選手が負けてしまったんですが、勝ちでもおかしくないし僕は完全に勝ったと思うような試合内容でした。
その試合をどう渡辺選手自ら解説をするのか、皆さん観てください。
そんな感じでレターもいきましょう。
レターありがとうございます。
“どこかで話されてたらすみません。
アブドゥルカリコフ戦の試合後インタビューで、矢地vs未来の勝った方に対戦表明されてたと思います。
個人的にどちらも実現してほしかったですが、川尻さんは当時どちらと戦いたかったですか?
また、実現するとしたらそれぞれどんな戦法を想定されていたのかも気になります。”
ありがとうございます。
これは言いましたね。
アリ戦の後RIZINライト級グランプリがあるということで、その出場権を懸けた試合として川尻VSアブドゥルカリコフ、そして矢地vs朝倉未来が組まれたという前提があって、僕としては誰と戦いたいじゃなかったんです。
RIZINライト級グランプリで優勝したかったので、そのためにはパトリッキーやムサエフという海外の強豪選手より、日本人選手と戦いたかったというのが本音です。
多分当時も試合後のインタビューで言ったんですけど一番弱い奴とやりたいから二人の勝った方とやりたいと言ってました。
ものすごく失礼なこと言ってますけど当時は現役だったのでそのぐらい言って許されるし当たり前ですよね。
相手の夢を潰して自分が生き残る世界なんで自分がRIZINライト級のベルトを手にするためには強い相手に勝つ事も必要ですけど、まずは一つ一つ勝つしかない。
そういう意味で日本人の二人の勝った方とやりたいって言いました。
だからどっちと戦いたいとかはなかったですね。
もし実現したとしたらそれぞれどんな戦法を取るか?
当時の僕は41歳。
この前の北岡選手もそうですけど、そんなに器用に戦法を変えられる歳ではないので愚直に自分のやるべき事を我儘にやりきるだけですね。
だからアリ戦も、負けはしましたけどパトリッキー戦も、仮に矢地選手や朝倉未来選手と戦ったとしても僕の戦い方は変わらなかったです。
重心低く構えてガード上げてプレッシャーかけて相手をコーナーやロープに押し込んでテイクダウンして抑え込む、当時の僕ができる戦い方はそれだけでした。
この前のファンミューティングの控室が矢地選手と一緒だったのでいろいろ話したんですけど、そういえば当時同じライト級で戦う可能性もあったんだなってこのレター見て思い出しました 。
その前僕がRIZIN参戦した時はフェザー級で矢地選手もフェザー級だったのかな。
RIZINの新年会で会って僕が矢地選手に偉そうなことを言った記憶があります。
矢地選手は優しいので突っ掛からなかったですけど、現役の時は同じ階級の選手に失礼なことというか、決して仲良くしようとしてなかったですからね。
それも格闘技の楽しさなのかなと思ってます。
仲良過ぎるちょっと観る方も残念じゃないですか?
試合終わってその場でお互いを称え合うのいいですけど、その後も仲良いところをSNSへあげたりしたら今後どういう見方をすれば良いのか困ります。
本人としてもまた戦う可能性もあるし僕は一回負けた人には絶対もう一回戦って勝ちたいと思ってますから、そういう意味で当時の僕は同じ階級のファイター同士仲良くするのはどうなのかなと思ってました。
今はもうファイターではないので、たくさんの選手と笑顔で仲良くしたいと思いますのでファイター皆さんよろしくお願いします。
そんな感じで今日はこれで終わりしたいと思います。
皆様良い一日を。
まったねー。
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